top of page

カカオ

カカオについて

普段なかなか目にすることのないカカオですが、カカオがたっぷり含まれたお菓子を食べた機会は多くの人にあるはずです。カカオの学名はあおぎり科テオブロマ属カカオと言い、ココアやチョコレートの主原料になっている食材です。原料になるのはカカオの実ではなくカカオに含まれる種子が原材料です。

カカオは熱帯植物の一種であり、年間の平均気温が27度以上の赤道付近の熱帯地方の西アフリカや中南米、東南アジアなどの国々で栽培されています。カカオを大きく3種類に分類すると、アマゾン渓谷が原産地とされるフォラステロ種、メキシコやベネズエラが原産地とされるクリオロ種、この2つの性質が受け継がれた交配種としてトリニタリオ種があります。

天然ミネラル成分が豊富で免疫力アップ!

カカオ豆には、カルシウムやマグネシウム、鉄分や亜鉛など、現代人に不足しがちな天然ミネラル成分が豊富に含まれています。

ココアには脂肪が含まれていますが、ステアリン酸やオレイン酸などの良質な脂質であり、カカオを主原料とするチョコレートやココアを食することで、血中コレステロールの数値が上昇しにくいとも言われています。

近年は、チョコレートやココアが健康に良いということで注目されるようになりましたね。カカオが栽培されている国々では、チョコレートはお菓子という感覚ではなく、免疫力の向上のための薬として扱われており、大変重宝されていたとも言われているほどです。

チョコレートはカロリーが高いと思うかもしれませんが、原材料のカカオには何の問題もなく、カカオバターや砂糖のカロリーが高いためです。 アメリカでカカオについて研究された内容によると、「チョコレートを食べる人は、BMIの数値が低い」という結果が報告されました。BMIとは、肥満指数のことを表しており、この数値が高いほど肥満度が高くなります。要するにカカオにはダイエットに効果的な食材といえます。

© 2016 super food guide

 

bottom of page